2009/10/31

・久しぶりに工作しました。
大学に入ってから時々考えるのですが、工作などマクロな物をつくるのは楽しいです。もともと凝り性・試行錯誤好きですから。図工大好きでしたし。
私は物性物理を専攻しており、ミクロなもの(量子的なもの)を扱っているため実際には目に見えないわけでして、何かをつくり・完成させて完成度を直接的に感じることが少ないです。そういうわけで、目に見える達成感はあまり得られません。もちろん、ちゃんと結果が出てデータをにやにやできるときは楽しいですが、系を組んでいるときなどは、実際にはまともにデータが得られるかどうかわからないため達成感はえられないですし、系の完成度がどの程度かもわからないために1日の仕事が終わってもいまいちもやもや。
そういう意味でも、機械系専攻のほうが私の性格・能力に合っている気もします。また美的感覚が備わっていれば(あるのかどうかはわかりませんが)、もっとも合っているのは建築士のような気もします。
まぁもう遅いですね。今の研究も楽しいときは楽しいですし。

・こういうのはやっていること(研究している内容・目的)が明確にわかっている時、初めて楽しいのだと思います。マクロな物を作っているときですと、直感的でわかりやすいですし、今の研究のようなミクロなものですと、まだまだ勉強不足でわかっていないところもありイメージしにくいです。なので、イライラしてくる。実際、研究が楽しいと感じるようになってきたのはM1になってからですし。

・よく不登校の理由として「授業が楽しくない」とありますが、この原因は授業の内容がわかっていないだけの気もします。事実、私は得意な理系科目は楽しかったですし、苦手な(あまり理解していない)文型科目はつまらなかったですし。(たまに理科とか数学で教師が間違っていることをニヤニヤしながら指摘してにらまれたものですがw)

・いま研究室に不登校の学生がいますが、彼も自分の研究テーマがわかっていないのではないかと思います。また研究室には来ているけど、つまらなそうに研究している学生もいます。私のほうが彼らの研究テーマをよく理解しているくらい自身のやっているテーマがわかっていないレベルなので、このような状況なのだと思います。

・「わからない→やるきない→勉強しない→わからない」という悪循環が生まれているような気もします。

・twitterで自分を「才能ない。頭悪い。」など卑下していますが、わたしから見れば単に努力していないだけです。最初から全てを理解している人なんているはずが無いです。こういう人ほど、才能がない・頭悪いと「言い訳」しているような気もします。甘えているだけです。

・もちろん、1を聞いて10を理解できる(この場合は1のことを消化して10のことまで解釈・応用する)人もいますが。こういう人は一握りなわけでして、競争することになったら(努力しても無駄という言葉は使いたくは無いですが)あきらめてください。ただ、こういう賢い人(天才ではないです)が努力を怠っているようでしたら付け入る隙はある気もします。天才はまた違うタイプだと思っていますので。


・話が飛躍しすぎましたが、長すぎますねw ただ、最近は疲れているせいか常に何かを考えている気がします。 疲れているほうが集中力がますので、脳が活性化するようです。 この話も長くなりそうですので今日はここまでw

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